介護_ショートステイ
介護の中で「ショートステイ」と言って、短期間の施設での宿泊がある。
家族にとっては、絶好の息抜きの時間である。
デイサービスは、半日、1日を施設で過ごすレクレーションのようなもの。
こちらは、慣れるまで年寄りは「抵抗」を示すと思っていた。
案の定、母は「天候が悪い」「体調が悪い」と言っていくことに難色を示した。
習慣づくまでは、引っ張ってでも連れていく! と説明した。
1〜2ヶ月経つと諦めたのか、通うようになった。
ところがショートステイは、まさかまさか難色を示すとは想定外であった。
今は個室、テレビ持ち込み可、入浴、床屋etc 職員さんも親切。
家とベットが変わるだけで、なぜショートステイに行きたいくないのか?
ほんと不思議で仕方ない。
うちは両親ともにショートステイを拒否し、結果、父は特養の部屋が空いたので施設に入れることとなった。
今日から母はショートステイに行く日である。
朝から、支度し終わった荷物をまた、入れ替えたり、落ち着かない。
また私に怒られて・・・。私はショートに行ったマンションでのびのび、せいせいしていると、
突然、「あんな些細なことで母を叱らなくてもよかったのに」と後悔に襲われた。
介護はまさに「心の修行」
この歳になっても修行が足りないのか。