介護_自宅介護
特別養護老人ホームに入居するには、「要介護3」以上が対象となる。
うちの両親は、父が要介護3、母は要介護1である。
実家にいたときは母は「要支援2」であった。
つまり施設に入ってもらうには自費での施設となる。
介護が始まり知ったことは自費でショートステイを利用した場合、約9,000円/日の利用料金であること。
要介護になれば、その1割負担となる。
自宅で私が2人をみていれば、金額的には何とかみれる。
ただ私は仕事を辞めて、身体的、精神的なストレスを抱えて最後は共倒れになるだろう。
行政サービスを利用するには、本人の年金か子供が金銭的な負担をしなければならない。
私はたまたま在宅勤務が可能(リモートワーク)で、2人を同時にみることはできた。(これはコロナ後の唯一のメリット)
自宅で介護するなら、何かインセンティブなどがなければ長期間はみれない。
たまたま私が元医療従事者であり、介護ができたからである。
結局、有名人のように全てヘルパーさんにお任せでも、在宅介護経験者などと大きな顔をして、
後日、本を執筆し、全国講演で荒稼ぎという損をしないストーリーができている。
一般人が自宅で介護が可能になるようにしなければ、施設だけを増やすのにも限界があり、
施設を永遠に増やすことはできない。箱だけ作り、職員がいないという結末が待っている。
日本中が介護問題に慌てふためく時には、うちの介護問題は終わっているだろう。
親は元気なうちにコロリとこの世とお別れするのが、子供のためである。