介護_ショートステイ

Kao/ 3月 23, 2024/ 介護

毎度、まいどショートステイの準備、当日になると私は母を怒鳴る。
母は父と違い、憤慨して「行かない!」とは言わないが、行きたくないの手にとるようにはわかる。

以前、友人がショートステイがホテルのように「一度は泊まりたい」、「訪れたい」
と思わせるホスピタリティがあると、もっと老人が行くのだろう。
ホテルは、とんでもなく高い宿泊料を取られても、対価に見合うサービス、
ホスピタリティを感じることができる。
一流ホテルは、大満足して夢見心地に記憶に残る。

老人施設のスタッフは、介護の現場に入るということは、相当にホスピタリティはあるはずだ。
ホテルとは何が違うのだろう。

母が利用している施設は、実家のそばの施設より明らかにスタッフは教育されているが・・・。
ショートから帰ってくると家がホッとすると、昨日も母はケアマネさんに言っていた。
私といると毎度まいど怒鳴られて、居心地が悪いハズなんだが。

在宅の介護者が自身の労働対価よりも、高額なお金がもらえれば、
みんな喜んで、在宅介護を行うだろう。

身内が在宅で介護をするのは、介護者にとって精神的なストレスが相当にある。
自分の親の行動に呆れ、怒鳴る。
自分の生みの親を怒鳴っていることを罪悪感を感じながら、怒鳴ってしまう。
周囲は仕方ないと肯定してくれるが、罪悪感は拭いきれない。

精神病患者と毎日暮らすことと同じ、自分がおかしくなってしまう、と在宅介護者が嘆いていた。
全く同感である。
自分の親だけど、もう人格も変わってしまった知らない人間と思いこむしかないのだろうか。

Share this Post