おばさんの顔に出るのはシワじゃなくて履歴
昔のアイドルって、すごいんですよ。
テレビの中で笑顔を振りまき、視聴者を夢中にさせて──
あの頃は“国民的彼女”だったのに。
ところが20年後、その人を久しぶりに見たら、もう誰?状態。
笑顔は消え、眉間には深いシワ、口は常に戦闘態勢。
活動家なのか政治家なのか、本人も忘れてそうなキャラに成り果ててました。
でもね、古いドラマを見返すと、当時はギリ「女性」として見れる顔をしてたんですよ。
若さを失っても、柔らかさは残っていた。
「あぁ、人間ってこんなに変わるんだ」と、変化のドキュメンタリーを見ている気分。
結局、女の顔って60歳をすぎると、美容よりも“履歴”が出るんです。
どれだけ怒って生きてきたか。
どれだけ悪口を言ってきたか。
どれだけ世間に噛みついてきたか。
全部そのまま“表情筋に刻印”される。
だから、60代のおばさんの顔を見ればだいたい分かる。
人生を楽しんできた人は、シワすら笑って見える。
逆に周囲や人を妬んだ人は、顔そのものが「不幸」になる。
結論。
おばさんの顔は、エステの鏡よりも人生の履歴書。
ただし──残念ながら、修正はできません。