腰ぎんちゃく君らよ、噛みついてみぃ!ジャパンドリームはあるんか?
「腰ぎんちゃく」って言葉、久々に聞いたでしょ?
強いヤツの腰にくっついて、ちょろちょろ動いてる人のこと。
昭和の商店街に必ずいたわ。会長の横に立って「ハイ、ハイ!」って声だけデカいおっちゃん。
あの人ら、もう腰ぎんちゃくのプロやね。
いつの時代も出世街道を渡る人には、腰ぎんちゃくが前後・左右とぶら下がるもの。
で、現代にもいるんよ。
ふだんは大将の顔色ばっか見て「そりゃそうです!」としか言わんのに、たま〜に正論ぶっこんでくる。
そしたら周りが「おお、なかなか言うじゃないか」って拍手喝采。
……って、普段サボってるからそう見えるだけやん!
今朝のニュースでも、政権与党の〇〇党さんが、正論は吐いてきた。
さすがに令和の時代に、国民が「さすが~~~」と褒めちぎりますか?
腰ぎんちゃくって、褒められたい生き物なんやろな。
「普段は従順、たまに逆らう」って犬の芸と一緒。
いつか本気で飼い主の手ぇ噛んで、主従ひっくり返してくれたら、見物やけどな。
昭和の若者は「一旗あげる!」って東京出てきたけど、
令和の大人は「腰ぎんちゃくでトップを狙う!」って夢見るんやろか。
……どっちも泥臭いけど、まぁ日本らしいわな。
ただ、大将の腰も、そろそろヘルニアで限界やと思うで。