毒気は封印、財布は全開。昭和オバちゃん、次は第2の巣鴨だ
テレビをつければ、政局の話か、芸人の内輪ネタか、大谷翔平。
どれも「おじいちゃん」向けに作られてるんじゃないの?と思う。
一方YouTubeは、芸能裏話・韓国旅行・ブランド品・推し活。
完全に若い女子に媚びている。
……でも、どっちも忘れてませんか?
一番、時間も寿命もお金も持ってる「おばあちゃん層」を。
孫がバイトで稼ぐ数万円なんかより、年金と預貯金で悠々自適の“スーパーおばあちゃん”こそ、最強の消費者じゃないか?
巣鴨があれだけ賑わってるのは偶然じゃない。
健康茶、赤パンツ、演歌のポスター。
「おばあちゃんの財布」が動くところに市場が生まれる。
だから、次に来るのは「第2の巣鴨」だと思う。
昭和の安心感を少し残しつつ、令和の便利さを取り入れた“おばあちゃん版カルチャータウン”。
そこに目をつける企業こそ、日本経済の救世主になる。
――結論。
おばあちゃんを忘れるメディアも企業も、未来はない。
次のトレンドは「第2の巣鴨」。
日本の経済を救うのは、案外シルバーヘアの財布かもしれない。