怒りのゼロ点採点、オバちゃんの十八番は『死ね』連呼
昨夜、このオバちゃんは激高!! 怒り心頭!!
どんな表現も追いつかないほど、頭にきた。
そこでふと脳裏をよぎったのが、あの有名なフレーズ――「ニッポン、死ね」。
待機児童問題で幼稚園に落ちた若い母親が、絶望と怒りのあまり吐き出した言葉だ。
おそらく20代後半、あるいは30代前半。
やっと子どもを預けられる、と期待していた矢先に突き落とされた、その感情の爆発だったのだろう。
この言葉を山尾議員が国会で取り上げ、さらに流行語大賞にまでなった。
その選考委員の中には、俵万智さんの名前もあった。
……正直、「流行語大賞」そのものにも違和感があった。ちっとも流行っていませんが。
なぜ、山尾さん、俵さんの名前をあえて書くのか。当時は流行の一端を担いだ立役者のように思うけど。今となると、その後の人生にまで注目が浴びる。つまり一挙手一投足が取りざたされる羽目になるのだ。
さて、今の若い子も頭にくると「〇〇死ね」といとも簡単に吐き捨てる。
そして昨夜のオバちゃんも、同じ言葉を連発。
若者なら「若気の至り」で済まされても、オバちゃんがやると……ただの教養不足にしか見えない。
言葉のチョイスひとつで、人はその「品格」や「教養」を測られる。
だからこそ、怒りの場面こそセンスが問われるのだ。
……昨夜のオバちゃん?
「死ね」連呼で、まるで壊れたカラオケのリモコン。
押すボタン、全部「死ね」しか流れへん。
そらゼロ点採点やわ。
次回はぜひ、「地獄へ片道切符進呈!」ぐらいの毒をかまして、笑わせたい。