タトゥー賛美の時代に、ヤッパリ飲み込めない昭和のオバちゃん
最近、街を歩けばタトゥーを堂々と見せている若者に出会う。
背中に花、腕に龍、脚に意味不明なアルファベット。日本の夏が、急にアメリカ西海岸にでもなったかのよう。
私の世代からすると「タトゥー=モンモン」であり、銭湯やプールに「お断り」と貼り紙があるのが常識だった。
だから夏でもタオルや服で隠すのが“礼儀”だったはず。
ノータリンの学生が見えないところに「〇〇命」と彫った時代とレベルが違い、現代アートもどき。
おいおい、どうした?
身体に視線をそらせるより、目頭切開して「こんなにデカイ目って親の顔が見たいわ」と言われるくらい顔で勝負する方が、まだ潔い。
昔から「おっぱいに自信がなければ美尻にスイッチしろ」と言われたもの。
顔に自信がないから身体へスイッチなのか?
なら、いっそとことん顔をいじってみろ。
タトゥーは皮膚の上で主張するけど、老後のシワとタルミには勝てない。
まあいいわ、人生は自己責任。タトゥーも借金も、背負った人の皮に刻まれるものだから。