量産型美女工場から、オバちゃん市場へ
最近インスタを開けば、「整形ビフォーアフター祭り」。
昔なら一生隠して墓場まで持っていった話を、いまや堂々と「ドヤ顔」で投稿。
むしろ「ここが腫れてまーす♡」なんて、青あざ自慢まで。
それに「頑張って!」と応援コメントが飛び交う……いや、それ励ますとこちゃうやろ。
しかも出来上がった顔、どれもこれも同じ。
でっかい目、スッと通った鼻、V字の顎。
もはや「令和量産型カタログ」状態。
「私だけの個性!」と言いながら、全員で同じテンプレに突っ込んでいく様子は、ちょっとした整形工場見学よ。
でもね。
いくら“美人フィルター”をかけても、結局は全員「歳とったオバちゃん」というゴールに集合。
近所のスーパーでエコバッグぶら下げて、レジで小銭を探してる姿は、みんな大差ないのよ。
本当にギャップでマウントとりたいなら、方向を逆にすべきじゃない?
若い頃はぽっちゃり地味子。
でも歳を重ねたら「スレンダー鉄人オバちゃん」。
「私、トライアスロンで完走しました」って言う方が、よっぽどインパクトあるわ。
ボディビルで筋肉ポーズ決めるオバちゃんなんて、そうそうおらんし。
──つまり、整形より“地味スタートの逆転劇”。
それが本当の「個性」なんじゃないかしら。