ネットの“勝ち馬評論家”に物申す昭和おばちゃん ~政治より、今日の犬ごはんのほうがよっぽどリアル~
いや〜、ほんと最近のネットは“勝ち馬に乗る天才”が多い。
オールドメディアを叩き、自民党を持ち上げ、
「女性総理誕生で日本が変わる!」なんてテンション高めに語っている。
…でも、ちょっと待って。
その“前の総理”を選んだのも、同じ自民党じゃなかった?
わずか1年で「やっぱ次は女性で!」って、トレンドの乗り換えが早すぎる。
まるで、バズらなくなった動画を削除して新チャンネル作るYouTuberみたい。
ネットのコメンテーターたちは、政治を語りたいんじゃなくて、
“再生回数”と“いいね”が欲しいだけ。
昔のテレビで世論を動かした気になってた人たちが、
今はYouTubeで「民意を代弁してます!」と顔を出しているだけ。
私は昭和のバブルを見てきたおばちゃん。
その頃から「流行に乗る人」はいつの時代もいた。
でも、波に乗っても結局、最後に飲まれて終わるのよ。
女性総理の誕生はもちろん祝福したい。
だけど、ドロドロの政界で足を引っ張り合う政治家たちに、
“夢と希望”を託すほど私は若くない。
右でも左でもなく、
「今日のニュースより、犬のごはんが気になる」くらいが
ちょうどいい距離感かもしれない。