介護_母娘
同僚が、お盆に1週間のお休みに実家に帰省した。
1週間の滞在で、とても「疲れた」とこぼしていた。
同僚は結婚しており、更年期世代である。なので実母は、高齢の母であろう。
同性ゆえの、お互い細かいことが気になるのであろう。
どれほど年齢を重ねても、嫁いでも昔の感覚で娘に物を言い。
娘も年老いた母に言われて、娘のことよりも自分のことを考えなさい! と思ったのであろう。
私も毎日、「キレたらあかん」「キレたらあかん」と頭と心に刻んでいる。
周囲に対して、自分が現役のころと同じような感覚で「指摘」「感想をもつ」母を、
我が母ながら、可愛げのないくそババア、と嫌気がさしてくる。
年老いて周囲に世話をおかけする世代になったら、
何も言わないで黙っていることが、可愛い年寄りと周囲から好かれる秘訣であろう。