シモシモ禁止の時代に昭和のハンコが今も跳梁する永田町
「インバウンド」。
今やテレビのニュースでも普通に使われる言葉。
でも私、最初に聞いたときは「???」でしたよ。
“入ってくる観光客”をなんでカタカナにするの?
「訪日観光客」でいいじゃないの、と昭和脳が反応したのを覚えてます。
でも今や、インバウンドは有難いどころか有難迷惑になってきた。
地下鉄に乗れば、そこは国際交流会場。
半分くらいが外国人、いや体感ではもう少し多いかも。
携帯電話が出てすぐの頃、電車内は「シモシモ戦国時代」。
あちこちで「今どこ?」「今日の晩ごはん何?」と電話が飛び交い、
混んだ車内で受話口を肩に挟んだまま立つ人までいたものです。
そして令和のある日。
電車内で、外国人の女の子がスマホ片手に大声で通話。
「いやいや、ここはリモート会議室じゃない!」と心の中で叫び、ついジロリと睨んだのは私だけでしょうか。
日本の令和女子は、もはや電話ではなく、SNSでバズる投稿に命かけてる時代。
無音でスマホを操作する彼女たちの横で、
「シモシモ?」なんて昭和な電話スタイルは、もう完全にアウト。
場違い感、平成どころか昭和レベル。でも外人も「昭和礼賛」か???
この「インバウンド」
ネットを見れば「もう鎖国でいいんじゃね?」という声がバズり、「日本人を優遇しろや!」のコメントが飛び交う。
歴史を学ぶ若い子は、鎖国の方がcoolなのか⁈
若い子の「イケてる」「cool」をキャッチするには、永田町にいてもいいけど、YouTube、SNSを常にチェックしないとおいて行かれますよ。
おばあちゃんですら、lineで「友達承認」してますよ。
永田町の皆さん、そろそろFAXの前で腕組みしてる場合じゃない。
未来はもうポチポチ予約で進む時代。
いつまでも「書面でハンコ」してる場合じゃないですよ。