ごくつぶしか?風格か?人相学に裏切られた話

Kao/ 9月 28, 2025/ 未分類

人は顔に人柄が出る──これは私の持論であり、昭和オバちゃんの生きる知恵。
あの「昭和の歌姫」。国民的スターで、50代という若さで世を去った彼女。
実子はいなかったけれど、弟の子どもを引き取り、自分の子どものように育てた。
マスコミはこぞって「歌姫の息子」と持ち上げ、美談に包んだ。
でもね。子どもの私から見ても、その子の顔つきはどうにも「ごくつぶし」感が拭えなかったのよ。
小学生の直感って案外バカにできない。
大人は「かわいそうに」と同情してたけど、私はテレビを見ながら「いやいや、この顔、将来ろくなことにならんぞ」と感じていた。
案の定。歌姫が亡くなったあと、遺産を引き継ぎ、財を背景に表舞台に登場。
私は「どうせすぐに破産か、違法スレスレのニュースになるんじゃ?」と思っていた。

ところが意外にも、時代は彼に味方した。
「マネーの虎」なんて番組に登場し、立派な社長風の顔つきで登場。
堂々と語り、スーツ姿も板についていた。
あの頃の私はテレビに向かって拍手すらした。
「ほぉ、小学生時代の私の見る目が外れたか? 人相学もまだまだ修行不足ね」なんて反省モード。

……で、最近のニュース。
はい、見事に破産宣告。
歌姫の記念館まで売却。
ちょっと待って!
これじゃ私の直感、大正解じゃないの‼
むしろ「人相学の天才・幼少期の私」を再評価すべきでしょ。
結局のところ、人の顔はごまかせても、人生まではごまかせない。
一時は「社長の顔」に化けられても、最後は結局「ごくつぶしフェイス」に帰る。
やっぱり人相は嘘をつかない。

……ってことで、昭和オバちゃんの人相学、もう一度、やり直してみたら。
あの時代に「天才・人相学小学生」として脚光を浴びていたら……
世間が騒ぎ、テレビが群がり、あっという間に「性根のくさった子役」に仕上がってたかもね。

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