令和の昭和オバサン、毒気と笑いで世界を小突く
昔のテレビ、ひな壇に並ぶオバサンたち。
「ズバリ言うわよ!」の細木かずこ、落合博満夫人、野村サッチー――睨みと毒気で空気を凍らせる。
視聴者の悩みに平気で斬り込み、指には隕石級の指輪。
当時の私は必死にメモを取りながら、「こんな怖い女性になれるわけない」と震えつつ、またいつもの説教か⁇ と思いつつ視聴率に貢献したものだ。
今の私はブログでブラックユーモアを撒き散らす側。(自称)
「毒気全開」「ズバズバ言ってる」と思ってるけど、正直、世の中の理不尽さにむしゃくしゃしてるだけかもしれない。
でも手にするのは指輪じゃなくキーボード。睨む相手は隣人ではなく、ニュースとSNSのバカども。
バカの愚行に怒鳴っても、皮肉っても、結局、画面の向こうは知らんぷり。
それでも、昔のオバサンたちに習い、私は今日も毒を仕込みながら笑う。
小さな勝利は、誰にも見えずとも――
「ああ、世の中クソだな」と思いながら、毒とユーモアで自分だけは生き抜く。
指輪は小さくても、毒気はでかく、笑いはひそかに。
読んでクスッ、でもぞわっとする――
令和の昭和オバサンは、笑いながら世界を小突く。
公開されたとたんに、くそアンチが沸いてくるから、出演オファーは全力でお断り(笑)