精神論で勝てるなら、日本はとっくに世界一よ ~気合より冷静、根性より戦略。昭和おばちゃんの持論です。~
今日のワールドシリーズ、ドジャースが世界イチ。
いや〜、やっぱりアメリカはショーがうまい。
「努力」「精神力」「諦めない心」なんて、いちいち言葉にしないの。
勝てば正義、負けたら明日。シンプルで清々しい。
それに比べて日本。
負けた瞬間、「でも彼の頑張りは心に残りました」ってナレーション。
……残ったのは視聴者の寝不足と、スポンサーのため息だけよ。
私はね、大谷選手の3ラン被弾の時、
「ほら見たことか」って、カーテン閉めかけた。
でもそこから逆転で世界一? あっぱれよ。
結局、勝つやつは“諦めない”んじゃなくて、“気にしない”のよ。
打たれようが、批判されようが、
「だから何?」って顔でまたバット振る。
日本人の美徳の「謙虚さ」なんて、勝負の世界じゃ足枷。
昔の部活を思い出すわ。
ミスした子に「ドンマイ」って言いながら、
心の中で“あんたのせいで負けたのよ”って思ってたあの感じ。
あれが日本の“精神論”の限界よ。
諦めない心? いい言葉よ。
でもね、ほんとの勝者は諦めるタイミングさえ選べる人。
執着と粘り強さは紙一重。
負けを潔く認める勇気も、立派な図太さ。
——結論。
メンタルが強い人は、決して努力家じゃない。
ただ、周りの雑音をシャットアウトできる、
ちょっと非常識な人。
そして、それが一番、生きやすいタイプ。