介護_在宅介護
在宅介護を実践している人は、日本全国でどれくらいいるのだろう。
私の在宅介護も2022年11月〜始まり、2年目に突入した。
在宅で両親二人を同時に見ることになり、途中で父には特養に入ってもらい。
今年の元旦に父が亡くなった。看取りは在宅で行った。
今は、母だけの介護であり、母は「要介護1」という程度で言うと、
それほどボケていないカテゴリーに入る。
在宅介護をしてみて、ボケの程度が低いほど家族は大変である。
毎日、毎日、大声で母を叱り。実母を叱っている自分自身に嫌気がさす。
気がおかしくなっても不思議ではない。
また、仕事も続けながらであるからストレスは半端ない。
いつか、もっと晩年になったら、この経験が活かせられる時が来るのだろうか?
毎日、溜息と暴言しかでてこない。私は一生、心から笑える生活は送れないだろうと思えた。
在宅介護を一言で言うと、「心の修行」である。
社会人となってから長く。他人に暴言を吐いたことのない「趙常識人」「平和主義」の私が、
毎日、毎日、自分の母に暴言を吐き捨てている。
私が自分を肯定しなければ、私の心は壊れてしまう。
母に暴言を吐く自分を肯定して、毎日、毎日、明日、明後日も在宅介護生活を送る。