介護_歯科メンテナンス

Kao/ 7月 15, 2023/ 介護

高齢者の歯科メンテナンスは悩みどころである。
もう高齢なので、そのまま放置すると考えるのが一般的である。
私も要介護1の母が、差し歯が取れたと言われた時も、そのまま放置していた。
最近、母の口臭がひどいことが気になり、差し歯が取れたことを思い出した。
歯科医に連れていくべきか?  悩んでいた時に、YouTubeの介護動画で、ボケと歯科メンテの話しを見つけた。
「噛む力」「脳への血流」などから、高齢者にも歯科メンテナンスが必要と理解した。
すぐに近位の歯科に連れて行き、歯槽膿漏、歯石除去をお願いした。
数年ぶりの歯科メンテナンスで、歯石が溜まっていたことと、虫歯の進行が分かった。
また、ここからが問題である。虫歯の治療をどこまで行うか?  
歯科医の先生が家族の私に治療方針の確認後に、母に説明をしてくださった。
母は、もう90歳なので、治療は必要ない、の一点張り。
診療時間をかなり超過しているのに、何を訴えているのか? と気になっていたら、
先生から、母が治療は必要ないと、納得されていないと。

先生に
年寄りに「納得」はできないのだから、「説明」だけで結構です!  家族が納得し、本人はそれに従うだけです。
と先生にお詫びしてきた。

保険診療=国民皆保険である。
日本国民の税金を使って診療を受けさせてもらっているのに。にもかかわらず、年寄りが何をわがままを言っているんだ!

高齢になると、周囲の環境、自身の置かれている立場などは考えもせず、
自分の足元(自身のことのみ)だけが目に入ってくる状況なのだろうか。

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