介護_いつまでも
我が家のリフォームも完成し、東京の生活が安定した。
東京の生活の満足感が上がると、在宅介護との二拠点生活も不満が薄れてくる。
人間とは、不思議なものだ。慣れ(時間)が身体と心に浸透してきたのだろう。
思うようなリフォームができ、リモートワークの続行で自宅での仕事、生活も充実している。
想像以上のリフォームの出来栄えで、東京のマンションにいると「幸せ」を感じ、
思わず手を合わせてしまう。そして、介護中の実母のボケた行動、発言に一々腹を立てなくても良いのでは。
許せる心の寛容さを持たなければと、在宅介護のマンションに戻る。
ショートステイから戻った母の行動は、いつもいつも、いつもと同じである。
たかがボケた母の行動ではないか、怒る自分が悪いのか??
母の行動、発言を聞き流せる心の余裕は、いつになったら持てるようになるのだろうか。