介護_調停
調停と聞くと「離婚調停」と離婚の時のものという印象があった。
世の中の調停の多くは、離婚調停案件なのではないか。
昨年、私は「親族関係調整調停」を申請した。
親の介護にあたり、兄が父と確執があり連絡が取れず、なんとか親子の中を
修正したいと考えたから。
しかし兄貴は家庭裁判所からの連絡を無視し、調停の話し合いにでてこなかった。
結局、調停は「不成立」に終わった。
1年経ち、母を在宅介護をしている私は、
兄妹2人いるのに私だけが住居を移転し、リモートワークをしながら母の介護をする。
こんな不平等があるのか?と常々思っている。
民法で親の介護は兄妹が平等に義務があることを謳っていた。
今年また「調停」申請のため家庭裁判所に出向いた。
「弁護士を立てろ」「親族関係調整」に変更だ、などなど勝手なことを言ってきた。
挙句に「あなたの感情だけで申請はできません」だと。
昨年、「親族関係調整調停」が不成立に終わったこと。
民法で子が平等に親の介護に義務があること。
そもそも弁護士など何の役にも立たないのに高額な対価を払わされ、信用などしてないこと。
申請窓口で説明した。窓口は提出した書類をただ揃っているかどうか確認する仕事が、
「あなたの感情だけで申請できません」とは、心外であると冷静にやり合った。
挙句、書類に不備があるから出直してこいと言うから、
こんなことをしているから、日本の調停・裁判は時間だけが無駄に遅くなっている、
と反論してきた。
兄妹(兄弟)間で介護の不平等を感じている方、相手方に「資金」もしくは「介護支援」を要請する方法はあります。
「親族関係調整」など何の効力もない調停をするよりも、親の扶養義務を調停申請した方がよっぽど効力があります。