後方支援のおばちゃんになる日 ~コンビニの商品開発を見ながら考えた、「経験」と「若さ」の役割。~

Kao/ 6月 28, 2026/ 未分類

テレビを久しぶりに見た。
最近よくある、コンビニの商品を有名レストランやミシュランのシェフが採点する番組だ。
麺、お弁当、サンドイッチ、スイーツ。
商品開発部が自信を持って送り出した一押し商品が並ぶ。
商品開発部という部署は、きっと社内でも花形なのだろう。

印象に残ったのは、開発3年目の若手社員が作った商品が満場一致で絶賛されたことだった。
一方で、何十年も商品を作り続けてきたベテランの自信作が厳しい評価を受ける場面もあった。
もちろん経験は大切だ。
でも、「おいしい」の基準は時代とともに変わる。
新しい感覚を持つ人が評価されるのは、ごく自然なことなのかもしれない。

最近ではサッカー日本代表に長友選手のようなベテランが選ばれ、嬉しいニュースもあった。
ただ、どんな組織でも「新旧交代」は避けて通れない。
商品開発だけではない。
流行、デザイン、サービス、SNS。
人の感覚を相手にする仕事ほど、主役は少しずつ若い世代へ移っていく。
だからといって、ベテランの価値がなくなるわけではない。

最前線で戦う役目から、若手が挑戦しやすい環境をつくる役目へ。
相談役として経験を伝え、失敗を減らす存在になる。
そのほうが組織全体は強くなるのではないかと思う。
そんなことを考えていたら、自分もいつの間にか”後方支援のおばちゃん”世代になっていた。

センターに立つのは若い人。
私はその少し後ろで、「思い切って行っておいで」と背中を押す役でも悪くない。
主役は交代しても、舞台は続いていくのだから。

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